GOUACHE  FUKUOKA

Three People Exhibition 2023


Three People Exhibition 2023
Naoyuki Inoue | Sou Sakamoto | Jun Oota

We will hold an exhibition by three traditional craftsmen representing Japan.
You can enjoy the wonderful works of craftsmen that can only be seen here.

GOUACHE FUKUOKA

三人展2023

三人展2023

三人展2023

三人展2023

お陰様で今年で8回目となる「三人展」。
コロナからの解放が見えてきた矢先に、各地で巻き起こる異常な暑さと台風に
空気を読んでほしいと思う今日この頃。
被害が大きくならないことを祈るばかりです。

そして今年もやってきた器を手に取り思うんです。
あぁ、やっぱり去年とも一昨年とも違うものなんだなって。
変わらない型も沢山あるけれど、「新鮮」。
怒涛の変化を巻き起こす現代において、伝統を
引き継ぐという行為がどれほど困難なことか。

手にする自分の感情もそもそも去年とは違う。
そして作り手も毎日同じようで同じはずもない。

人が作るものは、やっぱり人と馴染みやすい。
いくらAIが進化したとて、これは得難い特殊能力。
やっぱり彼らの作ったものは力強く素晴らしい。
今年も皆さまに伝われば幸いです。

三人展2023

■小代焼 ふもと窯 井上尚之
小石原太田哲三窯に学び、ふもと窯に戻った後、イギリス中世陶器のスリップウェアを日本スタイルにアレンジした器が全国的に評判を呼び、民藝の火付け役に。生乾きの鉢や皿の全面に地色となるスリップ(泥漿状[でいしょうじょう]の化粧土)をかけ、さらに上からスポイトで白いスリップを細く垂らして筆を入れたり櫛状の道具で引っかいていくと、地色とのコントラストが美しいマーブル模様や文様が浮かび上がる。同じものはひとつとして存在しない自由な器をお楽しみ下さい。

三人展2023

■小鹿田焼 坂本創
「小鹿田焼」。「おんたやき」と読み、大分県日田市皿山の小鹿田焼の里で江戸時代から続く焼きものです。昔ながらの技法で作陶されたものでありながら、現代的で、力強いものが多く、でもどこか懐かしさを感じさせる不思議な魅力のある器だとおもいます。重要無形文化財に指定される小鹿田古来の技法を継承しながら常に新しい試みを忘れない毎年新作が待たれる作家さんで、特に今年はダイナミックな皿が多く圧巻です。

三人展2023

■太田潤 手吹き硝子工房 太田潤
廃瓶を再生した手吹き技法ならではのおおらかな造形が魅力。おおらかな造形と、自然に生まれた色合いには何とも言えない温もりがあり、一輪挿しの小さな花瓶は当店でも大人気です。一目見て心を奪われる方も多い。お部屋にちょっとした風を流してくれる優しい作品が特徴です。


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